江戸時代の御嶽詣ガイドブック 御嶽菅笠(みたけすげがさ)とは、江戸時代に大流行した御嶽詣(現在の御岳山・武蔵御嶽神社)への道中記。今でいう旅行ガイドブックのようなものです。 天保五年(1834)、国学者・齋藤義彦により製作されました。 江戸時代、御岳講と呼ばれる御嶽信仰が関東一円に拡がっていました。 日本橋から新宿・中野・荻窪・柳澤・青梅橋(東大和市)・箱根ヶ崎宿・青梅など、青梅街道を通り御嶽神社までの道のりが載っていて、当時の青梅宿の様子がよく描かれています。 青梅の名前の由来になった金剛寺の梅の解説などの観光案内もありますが、当時の旅はすべて徒歩で旅程も長くなるため、各宿場ごとの宿屋やお医者さんの案内も多いです。 この版木は、今も御岳山で代々御師(武蔵御嶽神社の神職)を継ぐ靭矢家に所蔵されています。 当時の青梅街道の様子などを知る貴重な資料として、昭和39年(1964年)に市の有形文化財に指定されました。 青梅宿アートフェスティバル2021(11/20-21開催)には、御嶽菅笠の中の挿絵をプリントした暖簾が、開催エリア商店街の各店舗で掲げられています。 御嶽菅笠の復刻版は、今も武蔵御嶽神社で購入することができます(1冊500円)。 さあ!次の謎解きへ OMEGOCOTI公式LINE画面へ戻って次へ進もう☆ 時間制限はないので、青梅宿アートフェスティバルの各ステージやお店をのぞいたりお茶したり、寄り道しながらゆっくり謎解き街巡りを楽しんでね!(開催期間11/20土-21日10:00-16:00) 謎解きLINE画面へ戻る 青梅駅前周辺情報はこちらをどうぞ! ~青梅駅前をぶら歩き~青梅駅周辺CAFE&LUNCH特集~青梅駅前をぶら歩き「東エリア」~老舗と新しい力が隣接するメインエリア~青梅駅前をぶら歩き「西エリア」~昔の名残が色濃く残る青梅宿エリア