青梅の最後の映画看板士
青梅市出身の映画看板士。
かつて花街として栄えた昭和の青梅には3つの映画館があり、その映画産業を支えていたのが久保板観(くぼばんかん)さんです。

「板観」の呼び名は「看板」の2文字を入れ替えたもので、日本画家「横山大観」から1文字を借りたのだとか。
青梅の映画館で上映される作品を紹介する看板を、1973年の閉館まで描き続け、年間数百枚の作品を手がけたといいます。
1994年、地元商店街活性化のために再び映画看板を描き始めると、遠くから昭和時代を懐かしむ中高年から若者まで、映画看板を一目みたいという人が訪れるようになりました。
青梅駅舎内をはじめ青梅駅前のあちこちが板観さんの映画看板で昭和レトロに彩られていましたが、2018年に亡くなられたあと台風の影響で看板に被害もあり、安全確保のためにやむなく撤去されていきました。

かつての賑わいを残そうと映画看板を描き続けてきた板観さん。
彼の映画看板を再び未来へつないでいこうと、地元商店街の有志たちの募金活動とDIYで誕生させたのが、ここ板塀ギャラリーなのです。
板塀ギャラリー制作の中心者となったのは、すぐ隣にあるCafeころんオーナーちゃんちき堂のてつさんです。
せっかくなので、ランチやお茶でゆっくりしていってくださいね。
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