江戸時代の中頃、青梅の森下(青梅駅前の西エリア・現森下町)に住んでいたという医者【足立休哲】は、人気ドラマ「JIN-仁-」の南方先生のモデルともいわれています。
ペニシリンを発見したフレミングよりなんと200年も前に、 青カビの抗菌作用を知っていた逸話が残っているのだとか。
治療代は貧乏人からは一文もとらず、 金持ち商人には高額な医療費を請求し、貧しい人びとに分け与えたといいます。
特に耳の病気を治すことで有名でした。
当時としては驚異的な96歳の長寿をまっとうしました。
村人たちの手によって没後神格化され、現在は 森下の北側、 青梅線を越えた山すそに 「休哲様」 という小祠(こぼこら)があり、眼と耳の御利益のある神様として親しまれています。