住吉神社参道横にある「阿於芽猫祖神(あおめびょうそじん)」は、右手で金運を招き、左手にはマタタビの葉を持っています。「阿於芽(あおめ)」には「青梅」と「青目」がかけられています。
商店街の店主たちが商店街の復活を願って、商売繁盛の招き猫に福を招いてもらおうと話し合ったのがきっかけで、1998年に奉納されました。
古くから織物産業で栄えた青梅は、養蚕業も盛んで、かいこを狙うネズミの駆除に猫が珍重されたといいます。
その後、商店街に昭和レトロ商品博物館が設立、映画看板絵師などを輩出、いつしか昭和のまち青梅として知られるようになりました。
実は参道の奥にも2体の猫神様が祀られています。「大黒天猫」と「恵比須猫」、こちらも阿於芽猫祖神と同時期に奉納されました。