フランス国旗のストライプも鮮やかな、キュートなエントランス。
創業40年を超える青梅の老舗パティスリーは、店内にカフェスペースもある隠れた休憩スポットです。
店舗情報 | |||
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電話 | 0428-32-3555 | ||
住所 | 東京都青梅市新町5-26-2 | ||
営業時間 | 9:00-20:00 | ||
定休日 | なし | ||
駐車場 | 店舗裏手に12台 | ||
WEB | https://www.patisserie-chalon.jp/ |

青梅市・新町にあるパティスリー・シャロンは、先代の池田喜市朗さんが1985年に青梅市・師岡町で創業して以来、半世紀近く営業を続ける老舗店。
現在は娘の古山真理子さんと、パティシエの夫・敦士さんが中心となり、店を切り盛りしています。



「個人的には、ナポレオンが一番好きです」真理子さんのオススメも、イチゴの逸品。フワフワのスポンジに生クリーム、沢山のイチゴと、焦がしアーモンドが香ばしい、子供から大人まで人気のケーキです。






穴場のカフェスペース

あまり知られていないようですが、売り場の横には喫茶スペースがあります。ケーキも上質なお皿で運ばれてきて、珈琲も香り高く、ホテルラウンジでティータイム…かのようなプチ贅沢な気分に。

これは買い物途中の息抜きに、たまらない穴場かもしれません…
もはや喫茶店というくらいドリンクメニューが充実していて、大のハーブティー好きという真理子さんがセレクトする美味しいハーブティーも4種類、ポットサービスでたっぷりと堪能できます。


「お店の一番の売れ筋は、ホールケーキ。いつでも買えるよう、用意しています」

なるほど確かに、レディメイドのホールケーキだけの大きなショーケースがあり、圧巻の品揃え。
誕生日当日、まだケーキ注文してなかった!という方にも、とっても有り難いお店ですね。





親子で継がれていく、街の洋菓子店
おうちがケーキ屋さんという、みんながうらやむ環境で育った真理子さんですが、実はご本人はあまりケーキが好きではなかったといいます。
しかし親と同じ道を進むようになったのは、「これしかできないですから」と控えめな姿勢ですが、才能が受け継がれていることを感じます。
「娘からみても、父はケーキ一筋の人でした。父と同じようにはできなくても、自分ができる範囲で頑張れれば」と、親の背中を追う娘さん夫婦。


「パティシエは職人ですから、どうしても凝ったケーキを作りたくなるんですよね」
でも、よく店頭に立ってお客様の生の声を聴いている真理子さんとしては、価格とのバランスも大切だと言います。


「やっぱり美味しいケーキを気軽に食べてもらえるのが、うちの売りですから」と真理子さん。
新商品の考案をめぐっては、ご夫婦でバトルもあるそうですが、材料ひとつひとつ各地の素材を選りすぐり、試行錯誤の結果、平日でもお客さんがひっきりなしの人気店です。
老舗の良さも引き継がれながら、2代目若夫婦の絶え間ないチャレンジが続きます。

