こどもにとって学校でもなく、おうちでもない、塾でも習い事でもない、放課後の居場所。
サードプレイスといわれる「子ども第三の居場所みらくる」は、青梅市の市街地・新町にあります。





「みらくる」は青梅こども未来が運営しています。
| 「みらくる」開催情報 | |||
|---|---|---|---|
| 開催日 | ●火・木・土14:00-19:00 ●金曜16:00-19:00(学習支援まなびぃ) | ||
| 対象者 | 小学生~10代 | ||
| 電話 | 0428-78-0762 | ||
| 住所 | 東京都青梅市新町5-32-15 | ||
| WEB | https://kodomomirai-ome.com/mirakuru/ | ||
| SNS | https://www.instagram.com/kodomomirai.ome/ | ||
こどもからシニアまで多世代のサードプレイス
青梅にはこども食堂が10箇所近く、フードバンク、フードパントリーなど、さまざまな子育て支援の場所がありますが、ここはかねてからのニーズが高かった【第三の居場所】。
2022年にスタートしてから地域にも浸透してきて、近所のこどもたちが集まって思い思いに過ごしています。


日本財団の助成期間3年が終了したのが2025春。
大事なこの居場所をなくしてはならないという想いで、その1年以上前から何か手はないかと探し回り、そのかいあって行政からの補助金を得ることができ、2025年からも切れ目なく「みらくる」を継続できることに。
ただ一部は自主財源から捻出する必要があり、それは年間200万円にものぼるのだとか。
みらくるを居場所としている子たちの中には、不登校だったり生きづらいと感じていたり、支援が必要な子など、ここだからこそ安心してすごせるお子さんも少なくないです。
地域の皆さんからのサポートや寄付が、喫緊に必要です。下記から支援を届けられますので、ぜひ応援ください!
地域のこどもたちの居場所となっている「みらくる」の現場をお伝えします。
毎週火・木・土開催!(14~19時)
放課後、三々五々に集まってくるのは、近くの小学校の子たち。
この場所は、ちょうど複数の小学校の間に位置し、いろいろな学校の子たちが訪れます。
みらくる
火曜・木曜・土曜(14:00-19:00)
無料/予約不要/小学生~10代の方ならどなたでも
来たい時間に来て、いつ帰ってもOK!
平日で15人前後、土曜だと20人ほど、月間のべ250名ほどの利用があるそうです。夏休みなど長期休暇には1日30人も!


他にもたくさんのゲームが揃っています!
ここに来て子ども達が何をしているかというと
宿題・ゲーム・おしゃべり・読書・工作などなど。
何もしない、というのももちろんOK!
クラフト制作やコラージュ・塗り絵など、材料は豊富にあり!やりたい時にやりたいだけ没頭することができます。




他にもベイブレードにハマったり、意外とおままごとが低学年から高学年まで人気!ときには男子も参加したり、レストランごっこ居酒屋ごっこなど、その会話を聞いているとほほえましく、家庭が透けてみえるような光景だとか。
夕方になると中学生や高校生も来て、ボードゲームしたりスマホを見たり、何もしないで過ごしたりもOKという場所なのです。
タブレットも使えます

こども達に人気なのが、やっぱりタブレット!
使えるのは30分と時間が決まっていて、同時に5台まで貸し出しています。
「みらくる」でタブレットを使うには、『パスポート』が必要とのこと。
『パスポート』を取得するには、INTERLANDで、まずインターネットのマナーやセキュリティについてしっかり学んで全クリアすること。大人が挑戦してもなかなか勉強になるツールです。

INTERLAND
Googleが提供するサイト
●宝の塔(秘密を守る)
●思いやり王国(思いやりをもつ)
●真実の川(ニセ物にひっかからない)
●用心の山(用心して共有する)
4つの冒険を巡ってゲームをしながら、WEB上のセキュリティについて学べます。


キャンディタイム
みらくるにはおやつタイムもあり、子どもとの大事なコミュニケーション時間。
スタッフも一緒にお茶を飲みながら、学校の話を聞いたり、女子会のような雰囲気に。


土曜日と長期休みの日には、おやつに加えおにぎりも出ます!
こうしたおやつはご近所のお寺さんからご進物のおさがりをいただいたり、地域企業からの差し入れも多く、地元の温かい支援で支えられています。
Amazonみんなで応援プログラム
ときおりAmazonを通じて個人の方からのお菓子の差し入れも届くそうです。
※【Amazonみんなで応援プログラム】に登録しているNPO団体には、Amazonで注文するような形で簡単に支援を届けることができます
とあるお菓子を送ってくれた方は匿名でしたが、青梅の川によく遊びに行きましたというメッセージが添えられていたり、見知らぬ人達のサポートもここに集まっています。
土曜には特別プログラムがあることも
不定期開催ですが、土曜には特別プログラムもあります
“実生活に根差した体験の積み重ね”がテーマ。
来た時、帰る時にあいさつをする。大人を名前で呼ぶ。キャンディタイムに、テーブルを拭いて座って食べる。
その他、調理実習や外遊び、モルック体験などのイベントもあり。
たとえばある日、白米のおにぎりに具材を乗せ「ちょっと握ると食べやすいよ」と言ったら、握るということがうまくできない子がちらほら。おにぎり作ったことないのかなぁ?と感じました。
過去には日本財団へ応募して、大企業の支援プログラムが抽選で当たり、SONYのMESH(プログラミングツール)体験や、BMWを自動運転やスマート操作などの見学など貴重な体験もありました!
ボードゲームはなんと200種類以上!
もともと青梅こども未来には、ボードゲーム博物館と呼べそうなほど、たくさんのゲームが!「みらくる」に来たこども達はもちろん無料で遊ぶことができます。
子どもとの距離を縮めたいときに、大人と子どもが一緒にできるボードゲームをよく使うそうです。

青梅こども未来には、おもちゃインストラクター・おもちゃコンサルタントの資格を有するメンバーも在籍していて、壁一面に収納されたこのゲーム達は、スタッフがジバラで買い集めたものだそう。




こうしたゲームを通して、他者との関わり方や非認知能力が養われていくのだとか。
はじめ乗り気でない子も、ゲームに誘ってみるとハマってきたり、そのうち子どもの方から「このゲームやらない!?」とメンバーを募ったり。ときには子ども1人と大人3人でゲーム対戦することも。
ボランティアスタッフの皆さんも、子どもと遊ぶのを楽しみながら時間を過ごしています。
第4木曜は多世代交流「みらくるカフェ」
【みらくるカフェ】多世代広場
毎月第四木曜10:00-13:00
対象:乳幼児とその保護者~高齢者
利用料金:無料 (大人のCafé利用は有料)
月に一度、みんなの居場所【みらくるカフェ】を開催!
もっとインクルーシブな多世代にわたる居場所づくりを目指しています。




毎月この日(10-13時)は、乳幼児の親子も自由に使える時間です!
市内にいくつかある”子育てひろば”と似た場所ですが、揃っているおもちゃが厳選された良質なモノばかり。木製のおもちゃが多く、無垢のすべすべの床材のお部屋で、木のぬくもりが温かい木育環境がととのった場です。
自分の子どもの成長にはどんなおもちゃが良いのか、試したり相談できるのも良いですね。

そしてママにはぜひ!
珈琲タイムしていってください。
ネスカフェ・ドルチェグストのカフェラテや抹茶ラテ、珈琲など数種類から選べます。
「これって実はとっても大事なことなんです!」
「だって子育てって、珈琲一杯さえゆっくり飲めない。ここに来たときくらいゆっくりしてほしい。珈琲飲む時間くらいはお子さんみてますよ」
みらくるカフェはシニア大歓迎
毎月第4木曜の「みらくるカフェ(10-13時)」は、シニアの方も自由に使えます!
シニア層のサードプレイスも作りたい!という想いは、青梅こども未来の皆さんの悲願でもありました。
定年退職した方々にとっては、毎日家のほかに行く場所がない方も多い。
シニア層にとっても第三の居場所は必要。
ボードゲームをスタッフと楽しんだり、お茶したり、しゃべり場になっています。


ここはスーパーや郵便局が目の前にある立地で人通りが多く、通りがかりに「何をやっているのかな?」とのぞいたきっかけで常連になった方も多いとか。
あきる野から自転車で山を越えて来てくださるアスリートな70代の方や、ノルディックウォーキングのスティックもってお散歩していたご近所の80代の方、毎回数読を持ってくる方など、常連の方には意外と男性も多いそうです。
ちょこっとサロン(みらくるカフェ内)
みらくるカフェの日、まずのぞいてみやすいキッカケにと、学べるミニ講座を開いているのが「ちょこっとサロン」。
【ちょこっとサロン】大人向けミニ講座
●大人のスマホ教室
●安心ノート(終活ノート)
●脳活!世界のボードゲーム
●クラフト制作
●椅子ストレッチ etc
参加費:100円〜500円
各回先着8名まで
青梅こども未来の沢山のスタッフの中には、ファイナンシャルプランナーや終活アドバイザーなど資格を持っている人も!
とくにおススメなのが安心ノート講座。
いわゆる終活ノートのことで、終活の準備をはじめてみたいけどなかなか重い腰があがらない、という方にも同じく終活ノートの準備をする仲間がいると進めやすく、『これで安心』という人生設計が立てられます。


ちょこっとカジノ


みらくるカフェ(毎月第4木曜)では、”ちょこっとカジノ”も不定期開催!
きちんとディーラー研修を受けたスタッフが、本格さながらにポーカーを仕切ります。
とてもシンプルなルールなので、初めての方でも楽しく体験できますよ。
みらくるカフェに訪れたら、ぜひ珈琲を飲みながらカジノ体験していってください
充実したスタッフ陣
みらくるスタッフ(こども未来メンバー)が15名ほど、常時3人以上のスタッフが毎回みらくるに常駐しています。さらにみらくるのためにボランティアで来てくださるメンバーも10名ほど!
こども未来メンバーは教育や子育て経験豊富で、保育士・教員免許保持者・公認心理師・社会福祉士などの資格を持っている、頼もしい方々です。


ボランティアスタッフとして登録しているのは、元校長先生だったり塾の講師、子育て終わった主婦の方、大学生も!意外に男性スタッフも多いそうです。

メキメキと実力をあげてきた中学生たちのイラスト
スタッフの中にはイラストレーターの方もいて、みらくるに来る子ども達へイラストを教えてくれていたり、専門的な道具を使って色塗りしたり!
地域の専門職のオトナ達が子どもの経験の幅を豊かに拡げています。
3ない(指示しない・注意しない・禁止しない)
みらくるには、大事にしていることがあります
「3ない」
●指示しない
●注意しない
●禁止しない
たとえば子ども達の間で小競り合い・ケンカが始まりそうなとき。
極力「やめなさい」とは言わない。
場所変えよっか?
こっちの広い方でやったら?
その辺モノが沢山あって踏むと痛いから、まずは片付けようか…?
こうやってケンカの場を整えてあげているうちに、ヒートアップした子は熱がおさまってきたり
緊急を要する時以外は、一方的な制止はしない。例えば「わたしは、今のは危ないと思うけどなぁ。」と言ったりする。
これははじめから目指していた訳ではなく、これまでのみらくる活動を通して、スタッフ同士が悩んだり模索したりすり合わせしながら、ようやく辿り着いた”大事にしたいこと”。「みらくる」の大人たち側が常に心がけて挑戦し続けていることです。
それはみらくるがもっとも大事にしたいこと
「ありのままでいい」
これを実践するにはどうしたらよいか?を突き詰めた結果なんだとか。
”ありのまま”でいいって、どういうこと?
自己肯定感を高めるってどんなこと?
それを実践するために、みらくるスタッフ陣が産み出したのが「3ない」でした。
“ありのままでいい”を実践するために
こどもたちの”ありのまま”を受け止めるために、みらくるでは時々こんなことを聞きます。

「いまの気持ちは?」
「いまどんな感じ?」
言葉で表すのではなく、いずれかのマークを指さしてもらいます。
ここにもみらくるスタッフ達の想いがこもっています。
気持ちを言語化するのって実はとても難しい。
「むかつく」という言葉も、むかむかするのか、もやもやするのか、悲しいのか、全部むかつくで表れる。
最初はみんな「なんで聞くの?」と言うけれど、そのうち自由に表現してしてくれる。
嫌なことは嫌、いま怒ってるんだよ、なんか今イラついているんだよ、と言える場所と人がいるってことが何より大事。
自分自身が大事な存在だって思えるから、言葉に出して言えるし、それが自己肯定感を高めることにつながる。
ここは楽しいだけの場所じゃなくていい。
雨のときでもいいし
雷のときでもいいし
自分の素直な気持ちが表現できるって大事。
ここに来て何をしてもいい
楽しくても楽しくなくてもいい
その気持ちは否定しない。
それは「ここが居場所になってほしい」という願いからです。
ボランティアスタッフの皆さんもはじめはこの「3ない」にとまどう方も多いようですが、みらくるスタッフ達の想いを尊重して見守ってくださっています。
予約不要の自由な場なので、子ども達は来たり来なかったり。
その中で常連になって、中学生・高校生になってもみらくるに来る子どもたちの存在が、彼らの大切な居場所に「みらくる」がなっていることを証明しています。
運営するのは「NPO法人青梅こども未来」
青梅こども未来は、この街で子育てしたい!ずっと暮らしたいと思える街づくりをミッションとして20年以上の歴史ある団体です。
活動するメンバーは50名を超え、市民センター内の子育てひろばの運営など、乳児~児童までの育ちと保護者をあらゆる角度でバックアップ!総事業数はざっと20-30と、青梅で子育てする方はどこかできっとお世話になっているはず。
青梅市役所前にあった前事務所から、この新町の場所へ2021年9月に引っ越してきてから、ここにこども達の居場所を作りたい!と、日本財団主催の「子ども第三の居場所」事業にエントリー。プレゼン準備や膨大な書類作成など苦労を重ね、晴れて事業認定されたのが2022年。
みらくるは日本財団の助成事業として3年間活動し、2025年4月から自主財源で進めていかなくてはならないフェーズに入っています。
毎月のべ250人の子ども達が来る居場所として定着してきていることや、何よりここに居場所を見出した子のためにも、なんとしてでも続けたい!と青梅こども未来の皆さんは決意を固め、青梅市へ働きかけて都の補助金を申請することで継続できることになりました。しかし経費の2割は自己負担する必要があり、その額は年間およそ200万円。
さらにこの補助金にも期限があり、2028年には全額自主運営しなくてはならない状況なのだそうです。

もともと青梅には児童館がなく、子育てひろば等もなかった1990年代、自ら幼児サークルを立ち上げたママ達がつながって出来たのが「青梅こども未来連絡会」。それからNPO法人資格を取得して、いつでも親子が利用できる居場「青梅こども未来館」を開設したのが2002年。これが青梅ではじめての子育てひろばでした。
その後も「あったら良いな」とメンバーが思うことをどんどんカタチにして、さまざまな子育て関連事業を運営しています。
青梅こども未来の活動
●子育てひろば(S&Dたまぐーセンター・東青梅市民センター・河辺市民センター)
●親子スキンシップサークル
●Vivoくらぶ(学習支援)
●BP1/BP2/BP3(ベビープログラム)
●CAPプログラム(子どもへの暴力予防教育プログラム)
●未来ラボ(講師派遣)
●パパ・ママカレッジ(家庭教育講演会)
●ママリラク(託児付きリラクゼーション)
●モノコトマルシェ
…その他各種事業多数
NPO団体として立ち上げてからもう20年以上、青梅こども未来の事業数は数多く、70名を超える大所帯。団体内の情報共有や日程管理などにkintoneを導入して使いこなしたり、PRtimesなど広報活動もすべて自分たちで手探りで挑戦しています。
拠点であるコミュニティテラスみらい館プラスは、事務所であり活動場所でもあり倉庫でもありますが、家賃・光熱費などの固定費には補助金が出ている訳ではなく、自主財源で運営する他ありません。現在メンバーや地域の企業からの寄付金をあてていますが、その資金繰りは厳しい状況にあるそうです。
「みらくるを3年間やってみて分かったのは、『組織をちゃんとしないと想いがあっても出来ない』ということ」
こども達にとっても地域にとっても守り続けていきたい居場所のために、青梅こども未来はさらに認定NPO法人の資格取得を目指しています。
現在はNPO法人ですが、より高い公益性が求められる「認定NPO法人」になると、寄付した方が税額控除などの税制上の優遇措置を受けられます。
認定NPO法人にはいくつもの高い条件があるのですが、その一つが
●3,000円以上の寄付が年間100人以上を超えること(毎年)
第三の居場所「みらくる」がこの先も続けていくためには
地域のおとなの支援が必要です!
青梅こども未来と「みらくる」へのご寄付は下記からオンライン決済ができます。その他、銀行振込・直接来館も可能です。


