明治15年創業、130年以上続く間坂屋紙店。
もともと和紙を中心とした紙の専門店。現在は事務用品・文房具全般・スチール製品・印刷などが中心ですが、美しい柄の千代紙や和ろうそくなどの雑貨も取り扱っています。
古い時代の貴重な文鎮や太筆など、ここにしかない珍しい文具があちこちに。
ショーケースには、貴重な年代物のタイプライター。事務用ゴム印やテンプレートなど昭和レトロな懐かしい文具たちに出会えます。
レトロ可愛いテンプレートが数十種類揃っていました。最近はほとんど見かけない懐かしの文具ですが、これがあれば子どもでもキレイな模様や文字が書けるので、今のこども達もハマりそうです。
ギリシャ語やロシア語テンプレートや、建築・電気関係の専門的なものまで数多く揃っていて、思わず魅入ってしまいます。
昭和の時代を感じるビジネス台帳コーナーも充実。
青梅で生まれ育ったという店主は、4代目の髙野稔子さん。代々後継ぎは”髙野清三郎”を襲名してきたそうなのですが、「さすがにねぇ、女だからね」と笑顔がかわいい髙野さんです。
裏の「肉の一松」のコロッケが美味しいのよ~、と教えてくださいました。華の独身だそうで、跡取り募集中だとのこと。
町の文房具屋さんは、どんどん少なくなっています。130年の老舗店、未来の青梅にも続くよう応援したいです。
(株)間坂屋紙店
電話: 0428-22-6195
住所: 青梅市住江町60
営業時間:平日9:00-18:00 土曜日10:00-18:00
定休日: 日曜日・祝日
駐車場: なし
最寄駅: 青梅駅から徒歩4分
執筆者:ERI
青梅に越してきてもうすぐ1年。2人の娘とパパと4人暮らし。あちこちを歩きまわって青梅LIFEを家族で満喫しています。