米・スパゲティなどの乾麺。
保存がきく缶詰や瓶詰め。
賞味期限が長いレトルト食品やカップ麺などなど…
野菜や果物の生鮮食品や、子どもに嬉しいジュースやお菓子などが入ることも。
どこから提供された食材なの?
青梅市役所が窓口となっているフードドライブや、個人・企業サポーターからの寄付品です。友田町にあるフードバンク青梅で、寄付された食品等を一括管理。そこから青梅市内の各食品配布ステイションへと配分されます。
さまざまな方々からの気持ちで「フードパントリー」が成り立っています。
①利用を希望する方は、申込みの連絡をしてください(下記説明を参照ください)
②登録が完了すると、利用券が渡されます。
③青梅市内に6か所の食品配布ステイションがありますので、受け取りやすいステイションを選んで利用券をもっていくと、食品を受け取ることができます。(登録時にステイションを決定。ステイションごとに食品配布日は異なります)
食品配布ステイション(受け取り場所)
【友田町】フードバンク青梅(すぺーすまゆだま裏)
【新町】青梅こども未来(コミュニティテラスみらい館プラス)
【小曾木】かぷかぷ山のようちえん(岩蔵温泉郷近く)※
【勝沼町】子ども劇場西多摩(KTホールギャラリーぶらりカフェ)
【今寺】子ども食堂どんぐりやま(村木助産院1階)
【藤橋】子ども食堂かすみ(地域ケアサポート館福わ家2階)
指定日の16:30~18:30までが受け取り時間です。
※かぷかぷ山のようちえんでは、午前中の受け渡しです
月に2回まで受け取りが可能です。
【申し込み先】
●フードパンク青梅:0428-78-3304(担当三宅さん)※月~水9:00~17:40まで
●子どもステイションどんぐりやま:090-3049-4691(担当島田さん)
【申し込みに必要な書類】
- 本人確認書類(免許証、保険証、マイナンバーカードなど)
- 公的支援証明書類
- その他(申込時にお聞きする事項があります)
また、公的扶助を受給している場足は、受給者証の提示をお願いします。
申し込み時、簡単な聞き取りや相談が行われます。その際には、家族数・控除の有無・ローンの有無などの確認があります。
上記の書類をお持ちでない方は、申し込みの際に相談してください。
登録後、利用券を発行してもらったら、月2回まで食品受け取りが利用できます。
青梅市在住の「フードパントリーOME」を利用しているAさんは、息子さんがいるひとり親世帯のママ。
「フードパントリーOME」を知ったきっかけは、子ども食堂かすみを利用し始めてから、そういったシステムがあると担当の島田さんに教えてもらったことから。
「青梅市内でこういった活動が行われていることも知らなかったので、情報を得られて本当によかったです。もらってありがたいな…と思うのは、やはり主食のお米ですね」と話すAさんは、島田さんに仕事や子どものことを相談したりなどもするそうです。
「フードパントリーOME」を利用する際に簡単な聞き取りや相談に対応する、子どもステイションどんぐりやまの島田さんは、現在子ども食堂かすみの運営に携わりながら、「フードパントリーOME」の中心として精力的に活動なさっています。
そんな島田さんに、「このシステムをどんな人に利用してほしいですか?」とうかがうと、
「とにかく生活・食に困っている人。そういう人がいたら、まずは電話をください!」とのこと。
もし聞き取りをした上で、条件があわず登録できなかったとしても、他に利用できるシステムを紹介するなど、相談にのりながら支援の道を伝えているのだとか。
「青梅市は広いから、遠くのひとがここまで取りに来るのも大変でしょ?だから青梅の子育て支援団体と連携して、市内6か所に食品配布ステイションを設置したんです。」
受け取り時間も18:30までと、できるだけ仕事帰りにも間に合うような時間設定の配慮が嬉しいです!
「フードパントリー」を通して、少しでも食に困らない家庭を増やしたい。子ども達の成長をサポートしたい。
そんなオトナ達の想いが一つの形になって始まったこの事業、食材を寄付するひと、配布するサポートをするひと、多くのひとたちが繋がって、「子育て世帯への食の支援」を支えています。
地域にこうした活動があることは、いろんな境遇の家庭に心強く安心も届けてくれます。
気軽に相談できるので、「どうしよう」と少しでも思ったらまずは連絡を!
青梅市役所5階(清掃リサイクル課窓口)
月~金8:30-17:00
0428-22-1111
フードバンク青梅(青梅市友田3-96すぺーすまゆだま裏)
毎週水曜10:00-15:00
0428-78-3304
■対象商品
缶詰・乾物・お菓子など嗜好品・飲料(アルコール除く)・インスタント食品・レトルト食品・調味料など
■条件
・賞味期限が一か月以上のもの
・未開封のもの
・包装や外装が破損していないもの
・冷蔵・冷凍食品ではないもの
・びん詰めではないもの
・アルコール類でないもの
※フードバンク青梅はびん詰めもOK。野菜もOK(前日火曜までにお電話でご連絡の上ご持参ください)
防災の備蓄用で賞味期限が近付いた食品や、贈答品でもらったけれどもあまり使わない食品、個人宅で採れすぎた野菜など、個人や企業まで様々な方から寄付されているそうです。あまった食材を捨てずに無駄なく地域でつなげましょう!
集められた食品は「フードパントリー」だけでなく、市内の子ども食堂(すぺーすまゆだま・なかま亭・KTホールギャラリーぶらりカフェ・子どもステイションどんぐり山/かすみ)の食材として分配されています。
「食品」をとおして地域をつなげていく取り組み、ぜひご参加ください!
執筆者:ふじもと つるり
子育てをしながらWEBライター業を営む、アラフォーママ。読書や音楽が好きで、自分でお菓子やパンを作るのも好き。のんびり暮らしています。
ライターとしてはコラム、エッセイ、PR、インタビュー…と様々な分野で執筆しています。現在は出産後に移り住んだ青梅の魅力を、ぜひ文章で伝えたい!と、OMEGOCOTIさんにライターとして協力させて頂いています。
小さな事でも文章で協力したい!いろんな青梅の魅力について語っていきたいです。
Instagramアカウント:https://www.instagram.com/sweetaiai_/