青梅駅前ぶら歩き〈東エリア〉

青梅駅から住吉神社周辺まで、昔ながらの味わい深いお店や、空き店舗に新しく開店させた店舗など、新旧ともに個性的なお店がぎゅっと集まっています。

美味しいお店や買い物まで、ぶら歩きするのにちょうどよいエリアです。

江戸時代天保年間の創業、青梅宿屈指の老舗店。
かつて”青梅傘”といわれる番傘の一大産地だったこの地に、唯一残る傘専門店。「ほぐし織り」という高級傘から、低価格のものまで、晴雨兼用日傘、軽量折りたたみ傘、幼児～小学生用傘など、とにかく種類が豊富です。

「長く使ってもらえる傘」がモットーだというご主人、他店購入の傘も修理OKとのこと（500円～修繕内容による）。

旧青梅街道沿い、青いテントのファサードが目印の家具工房。

青梅駅前の空き店舗に入居した新進気鋭の若手職人さん。何百年も使い続けることができる家具から、洗練されたデザインの雑貨など、すべて職人さんの手から産み出されたもの達がショールームに並びます。

旧青梅街道沿いの重厚な外観。
100年以上前の英国アンティーク家具や、ミッドセンチュリーの代名詞「ファイヤーキング」「オールドパイレックス」など根強いファン多きアメリカンヴィンテージ雑貨が豊富に揃います。
金・土・日の週末限定オープン。

明治15年創業、130年以上続く間坂文具店はもともと和紙専門店。大判の千代紙や、古い時代の貴重な文鎮や太筆など、ここにしかない珍しい文具があちこちに。

ショーケースには、年代物のタイプライターや事務用ハンコ、何十種類もある鮮やかなテンプレートなど、昭和レトロな懐かしい文具たちに出会えます。

昭和元年から続くお祭り用品専門店。
法被・足袋・縦笛・スマホ用ポーチなど、大人から子どもまで、お祭りスタイルがすべてここで揃う。和柄のエコバッグやショルダーバッグなど日常使いできる小物も多く、お土産にもぴったり。
力屋が面する旧青梅街道は、毎年5月の住吉神社の大祭の日には道いっぱいの人出で賑わう、青梅最大の祭りの中心地。

かつて全国シェアの６割がここで生産されていたという「青梅夜具地（布団地）」。

いまは生産されなくなった青梅夜具地の高い技術やデザインを後世に残したいと、様々なリメイクグッズに再生し販売しているカフェギャラリー。
低価格でもクオリティの高い喫茶メニューが揃い、散歩の一息スポットにちょうど良い場所。

昭和初期、京都の宮大工を招き建造された青梅出身の代議士・津雲國利の邸宅。

純和風建築でありながら縁側にガラス戸を採用した近代的要素や、欄間や漆塗りの天井など随所に職人が技巧を凝らした装飾など、現代の建築士もうなるほどの贅を尽くした圧巻の建築。”すす竹の間”では、珈琲や紅茶・スイーツなどを津雲家所有の茶器などでいただける。