100年前の古民家-風土舎ハクナマタタ-

東京・青梅の静かな山里、成木地区。古民家を遊び心に満ちたアートな空間へと再生した、とっておきのゲストハウスがあります。

店舗情報
住所東京都青梅市成木3-1836
アクセスJR青梅線東青梅駅より都バス20分~30分「成木三丁目」又は「坂久橋」下車、徒歩5分
営業日予約サイトにて要確認
インフォチェックイン16:00
チェックアウト9:00
宿泊可能人数1名~7名
割引1名で二泊以上割引あり
予約方法Airbnb
E-mailfugutotako@gmail.com
※営業情報は変更の可能性があります。最新情報は店舗にご確認ください
青梅 100年前の古民家 ゲストハウス 風土舎ハクナマタタ
Contents
青梅 風土舎ハクナマタタ 外観
青梅 風土舎ハクナマタタ 外観

都心から電車とバスで1時間半ほどの青梅成木地区。
バスを下車し徒歩5分の道すがら、小川や畑、雑木林といった「となりのトトロ」に出てくるようなのどかな山里の風景にもう心やすらぎます。

青梅 風土舎ハクナマタタ ハンモック ダイニング

ここは2019年から一日一組限定の民泊をスタートさせた古民家ゲストハウス。
美術教員でもあるオーナーとその教え子たちが、古い建物の風情やぬくもりを残しつつ、洗練された居住空間に再生しました。
自主制作のアートな照明やオブジェや椅子も、歴史ある空間と絶妙にマッチしています。

ダイニングのハンモックには、こどもたちも大喜び!大人も童心に帰って気持ちよく揺られてみると、高い天井に連なる美しい梁が目に入ります。

青梅 風土舎ハクナマタタ キッチン 土間
青梅 風土舎ハクナマタタ 暖炉

母屋の広い土間スペースには、自炊可能な充実のキッチンとダイニングスペース。
冬には暖房として頼りになる薪ストーブもあって、炎をぼ~っと見つめながら時間を楽しむのもまた癒しの時間です。
木々の緑が心地よい広々とした庭には石窯もありピザを焼いたりBBQを楽しむもよし。

青梅 風土舎ハクナマタタ ツリーハウス
青梅 風土舎ハクナマタタ 畑

敷地は広く、自作したというツリーハウスや絵画・木工製作のためのアトリエ、オーナー自ら耕す畑が広がります。一泊二日では足りないほどの充実した田舎ステイを存分に満喫しましょう!

青梅 風土舎ハクナマタタ 畑
藍染に使う藍や朝食で使う野菜も栽培
青梅 風土舎ハクナマタタ 畑 ヤギ

敷地内の畑にはヤギの小屋。雑草処理のために飼い始めたヤギがいますが、思った以上に雑草は食べてくれず、完全にペットとして可愛がられています。
ここでは朝ごはんが料金にセットでサービスされるのですが、畑で採れた新鮮野菜をたっぷりいただけます!

青梅 風土舎ハクナマタタ 料理 野菜スープ 天然酵母 食パン

この日は、オーナーお手製の野菜たっぷりスープに、目玉焼き、ベーコンにサラダ。

食パンは近隣の天然酵母と国内産小麦で作るパンのお店「アオティア」さんのもの。この日はバター、ご近所の方による手作り梅ジャムなどもありました。

毎年6月中旬~7月中旬ころは、庭先の小川に3種類の天然のホタルがお目見えします。20時頃になると十数匹のホタルが元気に飛び回って、小川のすぐ上にあるツリーハウスの中にまで!「360度ホタルに囲まれるツリーハウスを作りたかった」と言うオーナーの夢が叶っています。

青梅 風土舎ハクナマタタ ツリーハウス
自作のツリーハウス すぐ下に小川が流れる

虫の声を聴きながら、星空の下ツリーハウスのベンチでの晩酌もたまらない贅沢!

ここは東京といえど青梅市最北で県境に近く、住宅もまばらなこの地には、日常的にカモシカやムササビなど野生の動物たちの姿を見かけるそうです。

青梅 風土舎ハクナマタタ 寝室

リビングの奥には二間続きの寝室。最大7名まで宿泊可能です。

青梅 風土舎ハクナマタタ 寝室 トイレ
寝室奥にあるゲスト専用のトイレ
青梅 風土舎ハクナマタタ キッチン 調理器具

キッチンは広々と使いやすく、電化製品やカトラリー、調理器具や調味料まで完備されていて自由に使用可能。
材料さえ用意すれば、なんでも作れてしまいそうな快適設備。

青梅 風土舎ハクナマタタ キッチン 食器
食器の他、調味料も完備
青梅 風土舎ハクナマタタ キッチン 調味料
青梅 風土舎ハクナマタタ 洗面所 
洗面スペース左手には窓付バスルーム
青梅 風土舎ハクナマタタ 浴室

ゆったりした浴室にはシャンプーやタオルなど、アメニティが一通り揃っています。洗濯機もあり、連泊にはとっても便利。

青梅 風土舎ハクナマタタ おもちゃ ボードゲーム
子供用おもちゃやボードゲームもあります
青梅 風土舎ハクナマタタ 書斎コーナー
リビングスペース脇の書斎コーナー
青梅 風土舎ハクナマタタ ピアノ

コロナ禍以前はインバウンドも多く、現在は都内からの家族連れや若い世代が中心。都心からワーケーションで来るお客さんもいるそうです。
3~4日連泊したり、リピーターも多いという人気の秘密は、ステイの快適さも理由の一つかもしれません。

天気がよければ近隣のカフェ(「CAFE YUBA」「コンブリオ」車で10~15分)や花木園(211メートルのローラー滑り台やアスレチックが有名)へ足を伸ばすのもおススメ。最寄りのコンビニは車で4分ほどのところにあります。

青梅 風土舎ハクナマタタ 椅子 オブジェ
青梅 風土舎ハクナマタタ 階段

オーナーの野口敏宏さんは東京芸大のご出身で、美術の教員をしています。自身のアトリエを建てようと物件を探しているなか、この場所にたどり着き、2004年に埼玉から移住してきました。

明治時代中期に建てられた築120年のこの家はもともと宮大工さんの住まいで、とても良い造りであるのはもちろん、ストックしてあった木材、建具、昔のガラスなどがたくさん残されていたのも幸運だったとか。

青梅 風土舎ハクナマタタ 床板
リビングの床板は杉板。杉は柔らかくて調湿性があり、冬暖かく夏はサラサラ。

卒業生や同僚ら、木工などに造詣の深いプロフェッショナルな仲間たちと、3年ほどかけて古民家の改修をほぼ自分たちだけで成し遂げました。

青梅 風土舎ハクナマタタ 天井
青梅 風土舎ハクナマタタ オーナー
オーナーの野口敏宏さん

歴史の風格を残しつつも、癒しの空間に再生されたこの場所で、民泊を始めたのは教え子からのアイデアから。さまざまな地域・職業のゲストとの出会いがとても楽しいと野口さんは話します。

青梅 風土舎ハクナマタタ 木材

野口さんの日課は、生い茂るヒノキなどを伐採して柱の修繕や床板の張替、ロケットストーブの制作、コンポストトイレ作り、農作業やヤギの世話まで、なかなか忙しい毎日。
※ロケットストーブ=燃焼効率の高いエコなストーブ、BBQなどで使われ、隣棟の調理場ではでは暖房としても使用。

野口さんはここで暮らしているうちに、都内で個展を開催するよりも、モノづくりから“暮らしそのものを表現する”魅力に気付いたのだそうです。
古民家や緑に恵まれた青梅の環境を「宝の山」と話します。

青梅 風土舎ハクナマタタ 木工 椅子
青梅 風土舎ハクナマタタ 木工 椅子

テラスに置かれた椅子は、「木という素材を全身で感じてほしい」という野口さんの思いにより山から切ってきた丸太から制作されたもの。
電動工具や釘をできるだけ使用しないで、生徒がなんと1年かけて制作した椅子もあるのだそうです。

青梅 風土舎ハクナマタタ テラス コーヒー

朝は日が昇る早朝から、テラスで淹れたての珈琲を味わいながら緑の庭を眺めるのが大好きなんですよ、となんとも素敵な一日の始まり。
誰もが憧れる暮らし方を、自らの手で実現されています。

青梅 風土舎ハクナマタタ オーナー ヤギ

敷地内にあるアトリエ「ハクナマタタ」の意味はスワヒリ語で「心配ない」「どうにかなるさ」。そんなゆるやかな野口さんの人柄とあたたかさと、ほどよい距離感のホスピタリティ。東京のはじっこの森の中、現代アートな古民家にゆっくりと癒しの時間が流れています。

風土舎ハクナマタタ

敷地内で木工教室等を開催(小学生以上)

『森の椅子』講座・『木で遊ぶ』講座
日 程:4月~11月の日曜日(各月2回)
時 間:9:30~16:00
参加費:年会費10,000円~(材料費別)

『絵画教室』
日 程:土曜日(2時間程度)
参加費:1回1,500円~

青梅 風土舎ハクナマタタ 子供 工作
青梅 風土舎ハクナマタタ オブジェ 土間
宿泊料金(1泊朝食付き)

大人 ¥5,000~(季節により変動、1名宿泊時のみ2名分料金となります)
小学生以下 ¥2,500


乳幼児連れ情報

離乳食持ち込みOK /ベビーベッド無し


設備

Wi-fi / TV / エアコン / 暖炉 / 薪ストーブ / お茶ポット / ハンモック / 電子ピアノ / 子供用おもちゃ / 絵本 / アイロン / ハンガー/ 金庫マットレス / 布団(7組) / 救急箱火災報知器 / 一酸化炭素検知器


キッチン

基本の調理器具 / 調味料 / カトラリー / 各種食器 / 鍋 / フライパン / コーヒーメーカー / オーブントースター / 電子レンジ / バーベキューグリル


アメニティ

バスタオル / フェイスタオル


浴室

ハンドソープ / ボディーソープ / リンス / シャンプー / ドライヤー / 洗濯機

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