青梅市立第四小学校の6年生(2021年度)が、『総合的な学習の時間』を使って、地元・青梅の魅力をPRする映像(計4作品)を制作しました!
【動画概要】以前は3館の映画館が立ち並んでいた青梅だが、すべて廃館。「青梅にも昔は映画館があったのに、あったら嬉しいんだけどね・・」という地元の人の声に心を動かされ、シネマネコのプロジェクトは始まった。シネマネコは、古くから残っている街の建物を有効活用した、東京唯一、木造建築の映画館。また人々の優しさやご縁で完成した映画館。社長の菊池氏にその思いをインタビューしました。レトロな建物ですが、音響映像設備は最新のシステムです。シネマネコに、そして青梅にぜひお越しください。
【動画概要】「雪女」は、明治37年、小泉八雲の『怪談』に掲載されている伝説です。八雲の家で奉公していた西多摩郡調布村(現在の青梅市)の親子から聞いた話をもとに書かれています。そこに描かれている風景が千ヶ瀬の渡し場(現在の調布橋付近)に似ていることから、平成14年3月、「雪女縁の地」の碑が建てられました。
東京の西部に位置する青梅市は、自然が豊かです。天狗が住むといわれている御岳山には、国宝の赤糸威大鎧(あかいどおどしのおおよろい)もあります。
【動画概要】青梅は、昔から蚕を使った織物業がさかんでした。そのため蚕を食べてしまうねずみを追い払ってくれる猫を大切にしていました。だから、青梅は「猫の街」という名前が付けられました!旧青梅街道は、レトロな看板、お店が並んでます!そのためレトロと猫をかけてニャトロな街と名付けました。動画を見て、是非ニャトロな街青梅におこしください。
【動画概要】「雪女」は、明治37年、小泉八雲の『怪談』に掲載されている伝説です。八雲の家で奉公していた西多摩郡調布村(現在の青梅市)の親子から聞いた話をもとに書かれています。そこに描かれている風景が千ヶ瀬の渡し場(現在の調布橋付近)に似ていることから、平成14年3月、「雪女縁の地」の碑が建てられました。 東京の西部に位置する青梅市は、自然が豊かです。天狗が住むといわれている御岳山には、国宝の赤糸威大鎧(あかいどおどしのおおよろい)もあります。 週末青梅に遊びに来ませんか。
これら4作品は、青梅市立第四小学校の6年1組と2組(2021年度)の子どもたちが、題材・シナリオ・絵コンテ・撮影・出演・編集にいたるまで、すべて自ら制作したもの!
映像のBGMもフリー素材から探したり、構成やカット割、台本、映像に入れる文字フォントまで自分たちで手がけました。制作にあたり、映画監督・CMディレクターであり地域PR動画も多く制作している福山功起さんから、まず映像制作のノウハウを学びます。
「まずはキャッチコピーからつくった方がいい」
「動画は最初の4秒で決まる」
「PR動画ならできるだけ1分、長くても2分まで」
などなど、実践的な映像制作の指導を受けながら、自分たちでイチから取り組みました。
全国の小学3~6年生が週2回取り組む授業、「総合的な学習の時間」。
その時間を使って、何に取り組んでいくか?
「地元・青梅を盛り上げたいよね!」とクラスみんなで話し合ったところからスタートしました。
ちょうどその年6月、近くにオープンした木造映画館シネマネコの社長・菊池さんに、映画館を立ち上げた経緯を話してもらいます。
「むかし青梅には3つも映画館がありました。みんなで集まれて、にぎわいを取り戻す映画館があったらいいのに...という地元の声を受けて、映画館を復活させたんです」という菊池さんのお話を聞き、「自分たちも青梅を盛り上げる映像をつくりたい!」とPR動画の制作に挑戦することになります。
子ども達はもちろん、映像制作は全くの未経験。
11月に福山監督を招いてから、卒業までの半年もない期間で、映像を4本仕上げたというハードスケジュール!
まずは何を撮るかを考えることからスタートし、ロケハン(撮影前に下見をすること)をしっかりする、どの角度から撮るかも綿密に計画する、絵コンテも書いた方がいい...など福山監督の実践的な指導を受けながら進めます。
4本のうち1本は福山監督が撮影にも同行して、直接カメラワークを指導したりなど、プロならではの技術を目の当たりに!他の3本は完全に子ども達だけで撮ったそうです。
撮影は主に、授業が終わったあとの放課後、6年生担任教師2人が制作チームを引率。警察に道路使用許可などの手続きをとったりなど、様々なサポートで見守りに徹します。
納得いくまで何度も撮り直したり、撮ったあとの編集作業もどの部分を使うのか時には揉めながら、よりよい映像を練り上げていきました。
実は映像制作だけではなく、ポスター制作班、パンフレット制作班、プレゼン担当班に分かれ、それぞれ【地元の魅力発信】を目指します。
完成した映像をシネマネコで上映するイベントも計画しており、プレゼン班はそのイベントを仕切る段取りを進めていましたが、緊急事態宣言で残念ながらイベントは中止になってしまいました。
これらの制作には専門家の講師料・指導料、印刷費、イベント会場費などが必要でしたが、【総合的な学習の時間】に実は予算はありません。
財団法人「東京都都市づくり公社」のまちづくり支援事業に応募し、プレゼンテーションも児童が行って、必要経費をまかなうことができたそうです。
「多くの方に観ていただき、青梅に足を運んでほしいです!」と、製作したポスターやパンフレットを置いてくれる場所を募集しています。