(青梅駅前のロータリーにあった店舗から、旧青梅街道沿い(青梅市仲町)に移転しました)
青梅駅前徒歩2分、一見ごく普通の文房具屋さん。
しかし中に入ると、きっと驚きます。
ひとつひとつが店主選りすぐりの個性豊かな文具たち。
それほど文房具に興味がない方でも、思いがけず、とびきりのお気に入りに出会ってしまうかもしれません。
機能的なモノからユーモアの効いたモノ。レトロなアイテムや猫グッズなど、「わぁ!」と気分がアガってしまうモノ達がギッシリと溢れていて、思わずオトナ買いしてしまいそうなほど。
みどりや文具は昭和30年創業、60年以上続く老舗店。駅前商店街のお店がひとつひとつ消えていく中、今もご近所さんたちに愛されているお店です。
主に仕入れを担当しているのは3代目の澤渡葉子さん。大型店ではなかなか出会えない、葉子さんのセンスが光る品揃えが自慢です。
西の猫町としてnecoグッズが豊富に揃い、猫好きには見逃せません!
実は、お店のご家族全員が猫好きとのこと。
頻繁に新商品が入荷され、いつ訪れても新たな文具雑貨に出会えるので飽きません。
遊び心あふれる文具雑貨たち。文具好きではない方も、きっと何かを思わずお持ち帰りしてしまうはず。
電車の待ち時間に、お世話になったあの人への手土産に、そして自分へのプチご褒美を探しに、ちょこっと寄り道してみませんか。
額装や画材も取り扱っています。画材もプロ仕様のものが揃う専門店。
この辺りでは立川の世界堂まで行かないと手に入らない画材が、実はここで見つかります。絵描きの方にも便利なお店です。
初代の実家が紙の問屋だったことから、開店当時は「みどりや紙店」として創業したのだとか。昔は肉や魚を包む包装紙などを多く取り扱っていたそうです。
この地域ではまだ毎年障子紙を張り替えるひとも多いので、現在も障子紙を扱っています。
中でも「双清」は、あきる野で和紙の原料"こうぞ"を育てているところから一貫して製造されている貴重な和紙。
通常和紙の原料"こうぞ"は、ほぼ輸入品なのだそうです。また近年は、和紙も機械すきのものがほとんどですが、手すきの和紙は機械すきのものよりも強度があるのだとか。
「双清」は、こうぞの皮をむいたり柔らかくしたり、というところからすべて伝統的な手しごとで作られている「みどりや文具オリジナル障子紙」です。
そしてみどり3代目の葉子さん自ら、障子紙の最後の工程「紙継ぎ」を行い仕上げています。「紙継ぎ」とは和紙と和紙を、生麸糊を炊いて繋ぎ合わせていく作業。こうした昔ながらのやり方を引き継いでいるところは、ほとんどなくなってしまったとのこと。
こじんまりとした店舗の中に、伝統と最先端が同居する、不思議なあたたかさのある街の文具店。
青梅駅に訪れたときには、必ず立ち寄ってみてほしい隠れた名店です。
※鉛筆などの名入れサービスもあります。小学生のプレゼントにも最適です!
みどりや文具
電話: 0428-22-3637
住所: 東京都青梅市仲町303−1
営業時間:10:00-18:00
定休日: 月曜
駐車場: ご購入500円以上でサービス券お渡しいたします
(本町駐車場、青梅駅前駐車場、中町駐車場、上町駐車場、住江町駐車場)
最寄駅: 青梅駅から徒歩2分
★各種電子マネー・クレジットカード・QRコード決済使えます
facebook: https://www.facebook.com/omemidoriya/
執筆者:ERI
青梅に越してきてもうすぐ1年。2人の娘とパパと4人暮らし。あちこちを歩きまわって青梅LIFEを家族で満喫しています。