スポーツを始める前、大切な土台をつくる体操教室[PR]
縄跳びや逆上がり、かけっこ、跳び箱...あまり運動が得意じゃない我が子がつまづいてしまったとき、親として導き方に迷ってしまうことってありませんか?そんなお子さんにおすすめなのが、青梅こども未来が運営する「飛ぶ教室」。
運動を嫌いになってしまわないように、綿密なプログラムとサポート体制で子どもの苦手意識を克服に導いてくれる体操教室です。 もちろん、運動が大好きなお子さんも参加できますよ。
目 次
青梅市の大門市民センターと新町市民センターで開かれている、「飛ぶ教室(小学校1・2年生)」と「飛ぶ教室どんぐり(年中・年長児)」。
基本的な体づくりを中心に、集団でゲームをしたり「心・体・動き、仲間づくり」をテーマに取り組んでいます。定員10名と少人数ならではの、年齢に沿ったきめ細やかな指導が魅力です。
サッカーや野球などの特定のスポーツをはじめる前に、まずは子どもにとって基本的な土台となる「体づくり」が重要!という指針のもと、「飛ぶ教室」ではとくに”体幹をきたえる”ことを目指しています。
はじめは体幹の筋力がなく、ぐにゃっとした姿勢だったお子さんも、続けるうちに自然と腹筋と背筋が鍛えられていって、体幹力が必要な「倒立」ができるようになるのだとか。
教室のお子さんに直接インタビューすると、「本当は運動って好きじゃないけど、この教室は楽しい!」と教えてくれました。
「体操教室」といえば、たいてい体操が好きな子どもが行く習い事ですが、「運動が嫌いな子」も一緒に楽しめる体操教室とは…?
教室の様子を見に、お邪魔してきました。
「飛ぶ教室」は火曜のクラスと金曜のクラスがあり、火曜は大門市民センターの体育館、金曜は新町市民センターの体育館で実施しています。
子どもたちは体育館に着くやいなや、広―い体育館を駆けまわってとても元気!
時間になると、指導員の西村先生から挨拶があり、準備体操から始まります。
「足の裏~おひざゆらゆら~♪」という掛け声に合わせて、みんなでしっかりと体を伸ばしていきます。
「アンパンマンで空飛ぶポーズ!」「次はふうせんポーズ~」などちょっとおちゃめな運動から、仰向け姿勢でブリッジ30秒など、けっこうハードな運動も。
バネのように全身でうねりながら進んだり、ブリッジしたまま足踏みしたり歩いたり!
つづいて、かけっこの練習。
アザラシ歩きやアヒル歩き、スキップダッシュや、よつんばいダッシュ、2人組で追いかけっこしたり、ビーチフラッグのような競争など、瞬発力を高めるユニークなメニューがテンポよく次々と。これは子ども達も飽きないし、ものすごい全身運動…!
子どもたちって走ることが大好きですよね。キャーキャー言って楽しんでいます。
体があったまったら、体幹をきたえるマット練習。
「マットに手、壁に足をつけて立っています!というイメージを持つことが大事」と、西村先生。
「飛ぶ教室」では腹筋や背筋などをやるわけではなく、こうしたストレッチやマット運動を続けることで自然と体幹を強めていくのだとか。
つづいて「鉄棒」ゾーンへ。
苦手な子も多い鉄棒のコツを、ひとりひとり順番で指導します。
「順手と逆手、覚えているかな?」
「ツバメのポーズで3秒!ここにポテチがあると思って、ゆっくりまわってごらん」
「逆上がりは、オナカと太ももを乗せるイメージだよ」
一連の動きのポイントを分解して、テンポよく反復。他の子の動きを観察するのも大事だよ~と声がかかります。
別の日をのぞいてみると、縄跳びがテーマでした。冬の時期は、縄跳びをするとすぐに体があたたまります。
年間を通して、跳び箱や鉄棒など取り組むプログラムは変わっていきます。
西村先生が縄の動きにあわせて「入って~!トン、ピョン♪」とリズム感よく声をかけます。
その絶妙な掛け声で、入るタイミングや踏み込む瞬間がとてもわかりやすい!小さい子どもたちも、自らどんどん長縄に向かっていきます。
なかなか足が動かず入れない子には、タイミングに合わせて、サポートスタッフが背中を押して教えます。
諦めずに何度も繰り返すうちに、見事跳ぶことができました!子ども同士ハイタッチしながら喜ぶ姿がかわいらしいです。
8の字連続跳びや縄跳びシャトルランまで、練習プログラムがどんどん進んでいくので、無我夢中で子ども達は取り組みます。
「一生懸命にやっている姿が立派だね~」と褒められると、こどもたちも嬉しそうな顔。
最後の10分はチーム対抗戦のゲーム。これが子どもたちのお楽しみ!
ここで西村先生が年長さんの中から2人、”ちびっこ先生”を任命。”ちびっ子先生”は、「並んでください!」と号令をかけます。人前で声を出す練習でもあるのだとか。チーム分けも自分たちで決めていきます。
“ちびっ子先生”に任命された2人は、顔つきがしっかりして「外野はこっち!」と指示をしたり下の子のめんどうを見たりとリーダーシップをとる姿も。年中さんは、年長さんたちのリーダーシップを1年間見ながら、次の年は自分たちがリーダーになる準備ができるのです。
ゲーム中にも「ボールを顔の右側に持っていって、前足をあげるよ~」と、西村先生からドッジボールの投げ方もしっかり指導。
失敗しても「今のはたまたまだから、心配しないで」とか、「今のは花マルだね!」とにかく西村先生の声が頻繁にかかります。「今のは80点かな」「さっきより良くなった!」「おめでとう!」などなど、一人ひとりきちんと見てもらっていることを子ども達は感じているのではと思いました。
「飛ぶ教室」に子どもを通わせている保護者の方にもお話をうかがうと、
「保育園ではなかなかやる機会がない運動が刺激になっているみたいだし、下の子の面倒を見たりとか、子ども同士のコミュニケーションも学べるみたいですね。」と、異なった年齢の子たちが協力して行動できるようになるというメリットもあるようです。
運動の指導をする西村先生は、幼稚園と小学校の先生の資格を持ち、以前は幼児教育専門の会社にお勤めでした。
その後、地元青梅で子どもの体づくりに関わりたいと、現在はフリーランスの体育指導員をなさっています。
この教室で目指すものは、「とにかく運動を楽しめるようにやっていくこと」。
「本当はもっと少人数…5人くらいを丁寧にじっくり見てあげたいんです。とくに運動が得意じゃないという子のサポートをしてあげたいんですよね」と話します。
「コロナ禍前なら、おしくらまんじゅうや相撲したり、おんぶしたりひきずったり、全身運動を遊びながらやっていたんですよ。今はなかなか密着する運動ができなくなってしまいました。」
時には厳しく激励する必要もあるので、サポートスタッフには、「お母さんのようにフォローしてください」と伝えているそう。
“父親と母親”のような役割分担で、激励とフォローと出来たら思いっきり褒める!
そういった講師陣の連携が、子どものやる気を継続させるポイントなのかもしれません。
「教室が新しく始まる4月の時点では、出来なくて泣いちゃう子もいます。そこでなぐさめるだけではなく、その子にあったケアをしながら励ましていくんです。そのうち、数か月たつと出来るようになるんですよ!その時の喜びはとっても大きいし、私たちもすごく嬉しいですね。」と持田さんは話します。
「飛ぶ教室」では「できないからこそ、練習する。運動が嫌いにならないように楽しく体を動かすサポートをしていきたい」というモットーのもと、子どもたちが楽しそうに体をめいっぱい動かしています。
運動を通して、子どもの自立と成長を見守ってくれる教室でした。
月額3,000円もしくは4,000円(月3~4回開催、その月の開催日数により月謝が変わります)
<月謝以外に必要な費用>
・年間活動費1,000円/年
・ふれんど会費1,000/年(一家族につき)
・スポーツ保険800円/年
【飛ぶ教室 どんぐり】幼稚園/保育園年中・年長児
開催日時(大門):毎週火曜日14:30~15:40
開催日時(新町):第1・2・3・5金曜日14:30~15:40
場所:大門市民センター体育館(青梅市大門2-288)/新町市民センター体育館(青梅市新町4-17-1)
【飛ぶ教室】小学1・2年生
開催日時(大門):毎週火曜日15:50~17:00
開催日時(新町):第1・2・3・5金曜日15:50~17:00
場所:大門市民センター体育館(青梅市大門2-288)/新町市民センター体育館(青梅市新町4-17-1)
【連絡先】0428-78-0762(特定非営利活動法人青梅こども未来)
※毎年3月から新規入会者の募集を開始し、4月からスタートします
※2022年度はすでに満席のため、新規募集はありません
執筆者:ふじもと つるり
子育てをしながらWEBライター業を営む、アラフォーママ。読書や音楽が好きで、自分でお菓子やパンを作るのも好き。のんびり暮らしています。
ライターとしてはコラム、エッセイ、PR、インタビュー…と様々な分野で執筆しています。現在は出産後に移り住んだ青梅の魅力を、ぜひ文章で伝えたい!と、OMEGOCOTIさんにライターとして協力させて頂いています。
小さな事でも文章で協力したい!いろんな青梅の魅力について語っていきたいです。
Instagramアカウント:https://www.instagram.com/sweetaiai_/
撮影:渡邉 明美
20〜3歳の五男三女と、3匹のトイプードルの母をしつつ、カメラマンとして、青梅市にあるスタジオを拠点に、主に関東で活動中です。
トレードマークは、「探さなくても、絶対にすぐ見つかる!」と言われる、この金髪です!笑
PTAの本部役員なども率先して引き受ける、明るくて、元気なアラフォーカメラマンです。
ポートレート撮影、ファミリー撮影、ビジネス撮影、ペット撮影などなど、スタジオ撮影だけでなく、ロケーション撮影など、様々な撮影を行っています。
花や風景、建物などを撮るのもスキです。
"光と影が創り出す"
日常の記憶を記録する写真撮影
特別な日だけでなく、何気なく、当たり前に過ごしてしまいがちな日常こそ、切り撮り、伝わる写真として、残し続けていきたいと思っています。
Instagramアカウント:https://www.instagram.com/akemi.w.8888/