今年から導入されるスピーキングテスト、ほんとうに大丈夫?
8/27(土)14:00-16:00
青梅子ども子育て懇談会
@青梅市福祉センター
今年から都立高校の入試に、「英語のスピーキングテスト」が導入されるということをご存じでしょうか?
今年7月に申し込み、11月に実施の予定。このテスト、運営主体は教育産業のベネッセです。
実は3年前に大学入学共通テストに導入しようとして、公平・公正さに疑問があるという反対の声で中止になったもの。
高校入試なら大丈夫なのでしょうか?
子どもたちのために、どうしたら良いのかご一緒に考えてみませんか?どなたでも参加できますので、ぜひ会場までおいでください。
- 対象:都内公立中学校第3学年全生徒(約8万人)
- 実施日:2022年11月27日(日)
- 会場:都立学校・民間施設等
●このスピーキングテストは問題点が多く、大学入試では実施が見送られたにも関わらず、都立高校入試において実施が決定(2022年7月申し込み・11月実施)。学校や生徒、保護者にはきちんとした説明もないまま導入された。
●出題内容や採点基準・結果の出し方も、ベネッセの英語テストGTECにそっくり!事業主体は都教委、運営主体はベネッセの「共同実施」というが、丸投げにしか見えない実施内容。
●すでにGTECを利用している学校が一部あり、入試の公平性は保たれるのか?居住地域や家庭の経済格差が、得点の格差につながる。
●専用のタブレットからの問題に、イヤホンマイクで解答音声を録音する。
●周りの声が聞こえないように、イヤーマフをつける。
●人数が多いので、2回に分けてテストする。
※録音はきちんとできるのか?(隣の子の声が入る?)
※2回に分けて同じ出題をすることに問題はないのか?
●採点はフィリピンで行う(詳細は明らかにされていない)。1月中旬に結果を返却。
●結果はスコアで6段階に分けられ、20点満点に換算されて入試に反映される。
●ESAT-Jを受けなかった場合は(国立・私立・他府県の生徒等)、受験校の学力検査の英語の点数を基に算出する。
※なぜ、フィリピンなのか?個人情報は大丈夫か?(顔写真も入る)
※公正な採点が行われるという保証はあるのか?
※学力検査の採点とスピーキングテストの得点とに、相関関係はあるのか?
※英語だけが他教科のほぼ2倍の43点が配点されることになる。英語だけ重視で良いのか?
※受験校を12月に決めているスケジュールに合わず、生徒も学校も混乱する。
西田昭司
元公立中学校理科教諭。東京都教職員組合練馬支部・北多摩東支部元役員。憲法を教育に生かす西東京の会・事務局長。原水爆禁止西東京協議会・理事長。西東京に落とされた模擬原爆の記録を残す会・事務局長。好きなことは、市民マラソンと山登りです。
青梅子ども子育て懇談会
2016年から3年連続で小中学校の教科書採択があり、元教職員が中心となって学習会を開き、市民や保護者として、教育に関心を持って声を上げたり、継続して子育てや教育について取り組む会が青梅にも必要だと感じ、青梅子ども子育て懇談会を発足するに至りました。
<目的・活動>
教育をめぐる様々な問題について、多くの方に呼びかけて学習したり情報を交換し、必要に応じて国や自治体に提言していきます。また、教育相談や子育てカフェなどを開いて、学校現場と保護者をつなぐ取り組みを進めていきたいと思います。
イベント詳細
開催日時 | 8/27(土)14-16時 |
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場 所 | 青梅市福祉センター 第1~3集会室(東京都青梅市東青梅1-177-3) 地図を確認する |
参加費 | 300円(高校生以下は無料) |
定 員 | 60名(先着順)※予約は不要です。直接会場までお越しください。 |
駐車場 | 青梅市役所仮設駐車場をご利用ください。 |
ご予約/お問い合わせ | 代表・松尾0428-32-0262 事務局長・杉山090-1546-8587 |
※事前の健康チェックとマスクの着用をお願いいたします。