店内に並ぶ商品はオーナー夫婦が現地で長年かけて買い付け集めたものだそうで、その数は実になんと1000点以上!一つ一つ眺めているだけでなんだかうっとりと豊かな気持ちになっていくような・・・
ぽってりとしたキュートなフォルム、半透明の独特の質感のミルクガラス。今もなお、多くのファンを持つミッドセンチュリーの代名詞、「ファイヤーキング」。マグカップからお皿まで揃う人気シリーズで、いまもコレクターが世界中に存在します。一番有名なのは“ジェダイ” という翡翠色(ジェイド・カラー)のシリーズ。
同じく人気の「オールドパイレックス」も様々な種類が揃っていて、マニアにはたまりません。こうしたキッチン雑貨はお手頃な価格設定なので、ヴィンテージを日常的に楽しむことができることが魅力です。
英国家具はなんと約100年前のもの。正真正銘の「アンティーク家具」です。
100年も前に造られたものを、この現代においても毎日の暮らしで使うことができるって、なんだかすごいこと。一番古いもので1800年代後期のものがあるのだそうです。
そんなに長い間使うためにはもちろん修復も必要で、オーナーの倉持さんはリペア職人でもあり、ひとつひとつ丁寧に修復しています。
青梅出身の倉持さん、20代からアメリカンカジュアルのセレクトショップ「GROWTON」を経営、インポートウェアの買い付けで英国やアメリカへ多く訪れるなか、アンティークに出会います。
もともと手先の器用さで、家具のリペアだけでなく、ものづくりがとにかく大好き。現在も吉祥寺でBeer pub「ROGUE」を経営していることもあり、ウィスキーやビール瓶を素材に使ったボトルランプなど、GROWTONオリジナル製品も販売しています。
100年前のアンティーク達は高価ではありますが、今では手に入りにくい貴重な素材と職人技によって一つ一つ緻密に造られているので、現代で同じものをつくろうとすると同じ値段では難しいのだそうです。きちんと修復の手が入れば、この先もまた100年以上使い続けられるものなので、文字通り一生モノの価値ですね。
時代を経てきた風格と味わいをもち、毎日の暮らしの中で静かに寄り添ってくれるかのようなアンティーク達。倉持さんは、アンティークのこの不思議な温かさが好きだといいます。
古くなったものは捨て、新しいものにすぐ買い替えてしまう現代において、アンティーク達は手入れをしながらモノを大切に使い続けていく姿勢を、教えてくれているのかもしれません。
ぜひ一度GROWTONへ、人生の相棒を見つけに来てみてくださいね。お店のオープンは金・土・日のみなのでご注意ください。
アンティーク商品のレンタルも行っています。詳細は店舗へお電話もしくはHPよりお問合せください。
※価格はすべて税込表示。アンティークのため、価格は変動します。
Antiques GROWTON
住所: 青梅市二俣尾4-1063-1
最寄駅: 二俣尾駅から徒歩1分
WEB: http://www.growton.com
facebook: https://www.facebook.com/AntiquesGROWTON/